heyhey8923のブログ

完全ど素人が若さと勢いだけで挑む登山記録

【北アルプス】穂高縦走〜圧倒的なスケール、3000mの世界〜



2018年9月1日〜9月3日
北アルプス、穂高連峰に行ってきました。
穂高連峰とは、主峰奥穂高岳(3190m)をはじめとして、北穂高岳(3106m)、前穂高岳(3090m)、西穂高岳(2908m)、涸沢岳(3103m)から成っています。


数多の縦走路、急峻な岩綾、圧倒的なスケールと大パノラマ。
昔から、数多くの登山者を魅了し続ける北アルプスの核心部。


登山歴4ヶ月の自分にはまだ早いと感じつつも、
迫り来る学生生活の終わりからの焦りに負け、
少し無謀とは思いながら、2泊3日テント泊で挑戦してきました。



 目次

  1. 序章
  2. 上高地〜涸沢(Day1)
  3. 北穂高岳、涸沢岳〜ザイテングラードを経て〜(Day2)
  4. 奥穂高岳、前穂高岳〜吊尾根を経て〜(Day3)
  5. 重太郎新道を経て上高地へ(Day3)
  6. 終章


序章


体に染み渡るオランジーナ。

そして、ビーフカレー。
丸一日まともな食事を取っていなかった我々には(理由は後述)
世界一の旨さのように感じられました。


しかし、それはまたこの旅の過酷さをも暗に意味しているわけでもあります。
(自分たちの準備不足がそうさせているとの批判は受け付けません。)


それでは今回のルートの写真をとともに、序章を締めさせていただきます。
旅のはじまり、はじまり。


上高地〜涸沢(DAY1)


AM5:50 
早朝に上高地に着きました。
大阪、京都方面から上高地までは、さわやか信州号が直通バスとして運行して
おります。



早朝の上高地は、天気予報通り雨が降っていました。
「なんで、こんな時だけ予報当てるんだ。」なんて愚痴をこぼしながら、
ザックカバーをつけ、出発します。



雨の樹林帯は、湿度が高くて、身体中にじっとりと不快な汗を掻くのであまり好きではありません。
しかし、不意に道端に目を向けると、葉と雨露が絶妙なコントラストを生み出していたので思わず見とれてしまいます。
雨にも良いところがあるもんです。



明神館、徳沢園を経て、横尾山荘に向かいます。
すいません、写真はありません。
横尾山荘には槍ヶ岳方面と涸沢方面への分岐があり
僕たちは横尾大橋を渡り、涸沢方面へと向かいます。



横尾大橋を抜けると、それまでの平坦な道から打って変わって
登りが続くことになります。


橋が続きます。
前日からの雨のせいで、水量が増して迫力がありました。



目の前に広がる、あれが屏風岩か。
涸沢に辿り着くためには、あいつを攻略せねば…。


なんてことはなく、あいつの周りを歩くだけです。
いつか、クライミングしてみたい岩肌でしたが。



そんなこんなで樹林帯を抜けると、
最後は涸沢まで、沢沿いの登りです。


かっこよくポージングを決めているのはPei氏です。
実は彼とは就職活動の面接で出会い、これが2回目の山行です。


いや、本当にいつ、どこで、どんな出会いが待っているかわからないもんですね。
出会いを大切にしなきゃな。て心から思えます。


実は写真を撮ってくれているのが通称リーダーなのですが、彼もPei氏の友人で会うのが
今回が初だったんです。


いや、本当にいつ、どこで、どんな出会いが待っているかわからないもんですね。
出会いを大切にしなきゃな。て心から思えます。


あれ、2回目か。笑



天気も晴れてきて、沢沿いの登りはとても気持ちよく
樹林帯で湿ったザックだけでなく、
全身もすべて乾かしてくれました。



PM1:00
涸沢到着。1日目の宿泊地です。
初のテント泊登山でしたが、Pei氏の協力もあり、難なく設営することができました。
そして、お待ちかねのビールへ。
涸沢ヒュッテでは、おでんを販売しており、
これは買うしかないと即購入。
最高の眺望とともに最高の昼食になりました。



ただ、食べ盛りの我々は、ビールとおでんだけでは
胃袋を満たすことができず、いやしくもカップラーメンを
作ることに。
とても幸せそうな表情をしています。
(画像処理のせいで伺えませんが)



PM8:00
就寝。明日、明後日で3000m級の山々を4座登頂する計画なので
早めに就寝します。おやすみなさい。
次編に続く…。